凸 (デコ)

BUILD AND BUILD (ビルド アンド ビルド)
果てしなき「増築」の末に姿を現す「完成」とは。

 

画家・落合翔平の高知初個展「凸( デコ) を、OKYAKU で開催致します。

 

2023年9 月、OKYAKU ART TRAIN PROJECT “TRAIN BOMB” 企画をキッカケに初来高。2 度にわたる取材旅行を重ね、そこで出会った沢田マンション、厚切りのカツオのタタキ、とさでん云々。画家・落合翔平的「高知」を展示いたします。

 

特に、本展での作家の画題としての「沢田マンション」への入れ込み様は凄まじく、文献を読み漁り、沢田家とも交流をもち、実際に滞在し資料収集を重ね描く、全景、ディテール、圧巻の計30 点( 予定) の沢田マンションは、高知県人にとってはどこか 当たり前のごとく鎮座する奇妙な建築物の、未だ知らない面を垣間見ることとなり、 初めましての人にとっては、どこかそれが作家の空想の建物のごとく映り、実際の沢田マンションを見た時、2 度驚くこととなるだろう。

 

作家 は、沢田マンションを見た時、驚愕と尊敬の念を抱くと共に、シンパシーを感じたと言う。

 

消しゴムで消すのが難しいほど、圧倒的筆圧で力のある線を描く作家は、修正の為、時に作為的にでもあるが、紙やキャンバス地を貼り重ね、書き足し、描き直す。作家自身が「増築」と称するそのこの行為は、まさに沢田マンションの増殖するポリゴンのごとき姿と重なる。

 

スクラップ& ビルド文化圏の日本で、異端とも言えるビルド& ビルドの両者の果てしなき創造への執着が垣間見える展示となっております。

 

尚、展示初日の2024年6 月1 日( 土) には、沢田マンションの次世代を担う澤田倭芳那氏を迎え、落合氏とのトークセッションを執り行います。作家の本展にかける思いや、作品から見えてくる沢田マンションの隠れた魅力など、建設当時からのストーリーを交え、深堀していきます。

 

是非、この機会に皆様にご高覧いただけますと幸いです。

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